東洋えき鍼灸院

逆流性食道炎

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逆流性食道炎

逆流性食道炎

2025/08/23

逆流性食道炎とは

 

 

逆流性食道炎は、本来胃酸に触れないはずの食道に、強い酸性の胃酸が繰り返し逆流し、炎症やただれ、潰瘍を起こす病気です。胸やけや酸っぱい液が上がる感覚、咳などが代表的な症状です。

潰瘍やびらんがなくても症状が出る場合は「非びらん性胃食道逆流症(NERD)」と呼ばれます。

 

近年、日本でも患者数が増加しています。その背景には食生活の欧米化や高脂肪食の増加などがあるといわれています。

 


 

 

西洋医学で考えられる原因とリスク

 

 

西洋医学では、次のような要因が重なることで胃酸が逆流しやすくなると考えられています。

 

ー生活習慣ー

食べ過ぎ、早食い、よく噛まない

喫煙、過度の飲酒

食後すぐに横になる

便秘傾向

 

ー姿勢や体型ー

長時間の前かがみ姿勢(デスクワーク・庭仕事など)

腹部を締め付ける服やベルト

肥満や妊娠

加齢や猫背で背中が丸まっている

 

ーその他ー

強いストレス

食道裂孔ヘルニア(胃が一部食道側に飛び出す)

胃手術後の胆汁逆流

 

 

これらが重なると、胃酸が過剰になったり、逆流を防ぐ機能が弱まったりして発症しやすくなります。

 


 

 

東洋医学からの見方

 

 

西洋医学では胃薬などで症状を抑える治療が中心ですが、東洋医学では逆流性食道炎を単独の症状としてではなく、全身のバランスの乱れが現れたサインとして捉えます。

 

実際に、逆流性食道炎の方には以下のような不調が同時に見られることがあります。

 

ー同時に見られることがある症状ー

 

肩こりや腰痛

頭痛、鼻炎、皮膚トラブル

冷え、便秘、眠りが浅い

生理不順 など

 

 

これらは一見バラバラに見えても、東洋医学では内臓の働き、気・血・水の巡りといった全身の調和の乱れとして捉え、関連性を見出していき体質改善にやくだてています。

 


 

 

鍼灸という選択肢

 

 

東洋医学的なケアの一つとして鍼灸があります。手足やお腹のツボに鍼やお灸を行い、内臓と全身のバランスを整える方法です。

目的は逆流性食道炎だけでなく、同時に抱えている肩こりや冷えなども含め、体調全体を立て直すことです。

 

薬だけでは改善しにくい、または再発しやすいと感じている方にとって、こうした全身を見据えたアプローチは選択肢のひとつになり得ます

 


 

 

まとめ

 

 

逆流性食道炎は生活習慣や姿勢だけでなく、体質や全身の不調が複合的に関わることが多い病気です。

西洋医学的な治療とあわせて、体質や全身のバランスに目を向けるケアを取り入れることで、より改善しやすい環境をつくることができます。

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