東洋えき鍼灸院

関節痛

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関節痛

関節痛

2025/08/23

関節痛と東洋医学の考え方

 

〜全身を整えて根本から改善する視点〜

 

関節や節々の痛みといっても、その背景や原因は人それぞれです。東洋医学では、痛みの部位だけでなく身体全体を診て、体質や全身のバランスを整えることを重視します。

 

 

関節痛に多いタイプと特徴


リウマチや膠原病タイプ
自分の免疫が自分の体を攻撃してしまうとされる自己免疫系のタイプ。原因がはっきりしないことも多く、免疫や血流のアンバランスが背景にあります。東洋医学では全身の巡りを整え、痛みの緩和や体調改善を目指します。
変形性関節症タイプ
画像で変形が見られなくても痛みが強いことがあります。東洋医学では「気血の滞り」や「水分代謝の不調」が関与すると考え、巡りを改善する施術を行います。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
はっきりした原因が特定しにくく、肩が上がらない、夜間痛があるなどのケース。全身の冷えや血流の滞りと関係している場合が多く、経絡や血の巡りを整える施術が有効です。
天候や体調による節々の痛み
台風や低気圧の前に体がだるくなったり節々が痛む方もいます。東洋医学では、体内の「水」の巡りが滞る「水毒」として捉えます。余分な水が溜まりやすい体質を整えることで、天候に伴う不調も和らげやすくなります。
発熱や感染後の節々の痛み
風邪や発熱後の節々の痛みも、体力や免疫力の低下と関わっています。全身の回復を促す施術で、自然治癒力を高めていきます。

 

 

関節痛の方に多いその他の不調

 

東洋医学では、関節痛だけでなく同時に出ている他の不調との関連も重要視します

実際に関節痛でお悩みの方には、次のような症状が一緒にみられることが少なくありません。

 


手足や体の冷え、むくみや水がたまる
消化器の不調(食欲の変動、胃もたれ、便秘や下痢)
慢性的な疲労感やだるさ、天候で体調が変化しやすい
睡眠の質が悪い、ストレスや気分の落ち込み
頭痛やめまい、鼻炎や皮膚トラブル
女性では生理痛・生理不順、更年期症状など

 

 

これらは一見バラバラな症状ですが、東洋医学では気・血・水の巡りや五臓六腑の働きの乱れとして関連づけて考えます。
たとえば「関節痛+冷え+むくみ」は水分代謝の滞り、「関節痛+倦怠感+消化器不調」は胃腸機能の弱りなど、体質タイプごとに分類することで原因を把握していきます。

 

 

東洋医学に基づく鍼灸でのアプローチ

 

鍼灸では、痛みが出ている関節だけでなく、全身の巡りや体質を見極めて全体を施術します。
お腹や手足のツボを使い、血流・気の巡り・水分代謝を整え、免疫や自律神経の働きを高めていくことで水がたまりづらい体質へとサポートしていきます。

 

関節痛とともに出ている全身の不調にもアプローチすることで、症状の再発予防を目指すことができます。

 

 

まとめ

 

関節痛は一つの症状に見えても、背景には体質や全身のバランスの崩れが関係していることがあります。
特にご高齢の方は複数の症状に悩まれている事がおおくいくつかの病院を掛け持ちしているケースがほとんどで生活の負担になっています。

 

原因療法を取り入れ複数の症状が改善することで症状の再発防止はもちろんですが、生活の質の向上にもつながりますので治療をご検討の場合は一度お電話でご相談ください。

 

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東洋えき鍼灸院
兵庫県西宮市獅子ケ口町7-21
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