東洋えき鍼灸院

自律神経失調症と東洋医学

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自律神経失調症と東洋医学

自律神経失調症と東洋医学

2025/09/14

自律神経失調症と東洋医学の視点

 

こんにちは、東洋えき鍼灸院の白井です。
今回は「自律神経失調症」についてお話します。

 


自律神経失調症とは?

 

「頭痛やめまいが続く」「よく眠れない」「胸がドキドキする」「手足が冷える」…。
病院で検査をしても大きな異常が見つからないのに、つらい症状が続く。そんなときに使われる診断名のひとつが「自律神経失調症」です。

 

自律神経は、呼吸・血流・消化・体温調整など、体を24時間休まずコントロールしている神経です。ストレスや生活リズムの乱れでこのバランスが崩れると、全身にさまざまな不調が現れます。

 


自律神経の働きについてもう少し詳しく

 

自律神経は大きく「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。

 

交感神経

昼間や活動しているときに優位になる神経で、心拍数を上げ、血圧を高め、体を「戦闘モード」にします。集中力を高めたり、仕事や運動をするときに必要な働きです。

 

​​​​​​​副交感神経

夜や休んでいるときに優位になる神経で、心拍数を下げ、血流を胃腸へ送り、体を「休息モード」に切り替えます。眠りや消化・回復にとても大切です。

 

健康な状態では、この2つがシーソーのように切り替わり、昼はしっかり活動し、夜は自然に休めるリズムを作っています。

 

しかし、自律神経失調症ではこの切り替えがうまくいかず、昼間にだるさを感じたり、夜に緊張が抜けず眠れなかったりと、生活全体に影響が出てしまいます。

 

 

東洋医学からみる自律神経失調症

 

東洋医学では「気・血・水の乱れ」や「五臓六腑の不調」として「自律神経失調症」を解釈していきます。

 

肝の乱れ → イライラ、不安感、頭痛、肩こり

心の乱れ → 動悸、不眠、精神的な落ち込み

脾の弱り → 倦怠感、食欲不振、むくみ

腎の弱り → 疲れやすさ、冷え、耳鳴り、ホルモンバランスの乱れ

肺の乱れ → 呼吸が浅い、免疫力の低下、皮膚のトラブル

 

このように同じ「自律神経失調症」でも症状を整理すると、

それぞれのタイプにわけることができます。

 

 


よくある併発サイン

 

自律神経失調症の方は、症状がひとつではなく複数重なっていることが特徴です。

 

○不眠や浅い眠り
○頭痛・めまい
○動悸・息苦しさ
○冷えやほてり
○胃腸の不調
○気分の落ち込みや不安感

 

これらは五臓の働きと深く関わっていて、治療の過程で一緒に改善していくことが多いです。


鍼灸でできるサポート

 

鍼灸治療では、ツボを使って全身を整え

 

人間がもっている本来の体の力を取り戻します。

 

元々の元気な体であれば自律神経が狂うことはありません。

一時的な効果ではなく、半永久的に自律神経失調症が起こらない

体づくりをサポートします。

 


 

日常でできるセルフケア

○朝起きたら朝日を浴びる(体内時計のリセット)
○軽いストレッチや散歩で血流を促す
○ぬるめのお風呂で副交感神経を優位にする
○寝る前のスマホ・PCを控える
○呼吸を意識して深くゆっくり整える

 


まとめ

自律神経失調症は、検査で異常が見つからなくても体が「助けて」と伝えている状態です。
東洋医学では全身の調和を整えることで、複数の症状を同時に改善し、再発しにくい体づくりを目指します。

当院では電話での無料相談も行っています。お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。
TEL 0798‐39‐8864(9:00-19:00)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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東洋えき鍼灸院
兵庫県西宮市獅子ケ口町7-21
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電話番号 : 0798-39-8864

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