東洋えき鍼灸院

腰痛について 〜東洋医学的な考え方〜

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腰痛について 〜東洋医学的な考え方〜

腰痛について 〜東洋医学的な考え方〜

2025/08/23

こんにちは、東洋えき鍼灸院の白井です。

 

本日は腰痛についてお話しします。腰痛といっても本当にさまざまなタイプがあります。

 

○ 朝起きたときに腰がズキッと痛む

○ 顔を洗う時や靴下を履く時に腰がつらい

○ 座っているとだんだん重くなってくる

○ 立っていると腰がズドーンと重たくなる

○ 前に曲げると痛い、反らすと「いたたた」となる

 

こうした症状の出方は人によって本当にさまざまです。そして実際、腰だけが痛い人はほとんどいません。腰痛の患者さんを10人診れば、全員が腰痛という共通点はありますが、その他の症状はバラバラです。

Aさんは腰痛と鼻の不調・手足の冷え、Bさんは眠りが浅く日中トイレが近い、Cさんは生理痛と腰痛、Dさんは春になると必ず腰が重くなる……このように、体全体のバランスが崩れていることが多いのです。

 

東洋医学では、この「全身のつながり」を前提に治療します。体はバラバラの部品ではなく一つながり。だから鼻と腰は無関係ではなく、根本の巡りが整えば両方良くなります。世界では4000年以上、日本でも1400年以上にわたって「このタイプにはこの治療が効果的」という膨大な知見が積み重なっています。その事実に基づいて適切に施術すれば、ほとんどの腰痛は改善が期待できます。

 

特に急性腰痛(いわゆるぎっくり腰)では、ケガのように重い物を持った瞬間だけでなく、普段どおりの生活中に急に痛くなるケースが非常に多いです。朝起きた瞬間に動けなくなる、動いているうちに少し楽になる、お風呂に入ると楽になる──こうした方は多く、これは炎症というより「巡りが滞っている」ケースがほとんどです。

ところが現代医療では「痛い=炎症」と決めつけて冷やしたり湿布を貼ったりしがちです。しかし患者さんの訴えをよく聞けば「動くと少し楽」「温めると楽」と言っている。この場合、冷やすより温めて循環を良くする、東洋医学的な鍼灸や温熱のケアが合っています。

 

季節の変わり目や台風、気温差など外的環境が影響して発症するケースも多く、生活習慣を変えていないのに痛くなるのはこのためです。こうした方は1〜3回の施術で良くなることも珍しくありません。

 

大切なのは「痛みの原因が炎症なのか循環の滞りなのか」を見極めること。もし患部が熱を持って腫れていれば炎症の可能性がありますが、左右触っても温度差がなければ多くは巡りの問題です。その場合、冷やしたり鎮痛剤に頼るだけではかえって長引くことがあります。

 

私たちは4000年・1400年と続く東洋医学の知恵で、全身のつながりと巡りを整え、根本からの改善を目指します。腰痛でお困りの方、どこに行っても治らないと諦めている方も、ぜひ東洋医学専門の治療院にご相談ください。体全体を整えることで、あなたの腰痛の本当の原因にアプローチできるかもしれません。

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東洋えき鍼灸院
兵庫県西宮市獅子ケ口町7-21
アイビレッジ102
電話番号 : 0798-39-8864

駐車場有


渋谷で長引く腰痛を改善に導く

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